わが思い出のプチプチ・昭和編
プチプチ──ビニールの中に空気を閉じ込めたクッション材──を、一般家庭でも目にするようになったのは、1970年代だったでしょうか。
私が初めて目にしたのは、クッキーの箱の中に緩衝材として使われていたものでした。
「へえー、こんなモノができたんだ」
と感心して、家族で話題になった覚えがあります。
当時は何やら貴重な物に思えて、15センチ×20センチくらい大きさのブチブチを「役に立つかもしれない」と母がとっておこうとしたように記憶しています。
当時はまだ「もったいない」という感覚が根強くあり、空箱や空袋を保存しておく習慣が根強くありました。それでプチプチもとっておこうとしたんですね。
最近はさすがに、どんどん捨てないと物があふれてしまうので、空箱も空袋も即ゴミ箱行きというケースが多いですが。
さて、母がとっておこうとしたプチプチですが、子どもは発明・発見の天才であり、誰に教わったわけでもなく気づいてしまいました。
ビニールに閉じ込められた空気のイボを指先で押すと弾力がありグニュグニュした感触が面白い。さらに強く押すと、プチッ!と音を立ててつぶれる。
これは、快感である!!
最初は遠慮がちに、隅のほうのイボをひとつふたつつぶすだけだったのが、やめれなれくなって結局1枚全部つぶしてしまう。こういった出来事が、日本中の茶の間で繰り広げられていたはずです。
当時、他人から教わるということではなく、日本全国津々浦々で同時多発的に、「プチプチを押しつぶす快感」に、日本国民は目覚めていったのです。
あの快感というのは、多分、人類史上、初の快感だったのではないか、と思います。
遊び方を見てみる!
↓↓↓
↓↓↓
スポンサードリンク